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十二国記 〜十二国記の世界〜 第二十六章

861 :風の谷の名無しさん:03/06/26 21:30 ID:AP1bla58
「・・・雁なら想像できるんだけどなあ」
・・・・・・・
「やるとなったら徹底的にやるね。たぶん雁には何一つ残らない。
民も官も、台輔もね。王都も都市もだ。雁は綺麗さっぱり更地になる」
「やるとなったら、やってのけそうだなぁ。でもそれじゃあ悔しいから、
最後の最後にほんの少し里が残って、自嘲しながら死ぬってのはどうかな?」
わるくない、と風漢は笑う。

俺も奏なら想像がつかないでもない」
「へえ?」
「風来坊の太子が、この世に繋ぎ止められるのに飽いて、宗王を討つ」
利広は瞬き、そして失笑した。
「まずいなあ。・・・あり得るような気がしてしまった」


風漢は大いに笑い、そして窓の外に目をやる
「・・・想像の範疇のことは起こらぬ」
だといいけど、と利広も夕闇が降り始めた芝草の空を見やった。
「そんなものは、たいがい回避済みだ」

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